院長挨拶

このたび宇都宮市桜の地にクリニックを開院することを決意致しました。慶應義塾大学医学部を卒業後、臨床および研究に励んだのち、2014年に済生会宇都宮病院へ赴任、2017年からは循環器内科の責任者として救急救命の要となる病院で診療に従事して参りました。循環器内科は、「心臓と血管からなるからだの血液循環を司るシステム」を専門とする内科領域です。代表的な疾患として、狭心症、心筋梗塞、心不全、弁膜症、不整脈、心筋症、肺血栓塞栓症、閉塞性動脈硬化症などがあります。心臓にトラブルが生じたり、血管が急に詰まるため、いのちに関わる疾患が多いことが特徴です。「人は血管とともに老いる」という名医の言がありますが、正に本質を言い当てていると考えています。心臓、血管を若く保つライフスタイルの指導、高血圧、脂質異常症、糖尿病、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸症候群などの治療が循環器病の予防、管理、ひいては健康寿命の延伸に欠かせません。
当院では、循環器疾患をお持ちの方のみならず、無症状の生活習慣病の方、心臓や血管に違和感や不安をお持ちの方にもご来院いただき、皆様の健康に貢献していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。